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もっと知りたい!詳しく教えてほしい!コラーゲン・バレリアンのこと

コラーゲン・バレリアンを食品でとるなら…

  • コラーゲン フカヒレ・牛スジ・鶏の手羽先肉
  • バレリアン セイヨウカノコソウのことで、
    食品としては現実的に入手が困難です。
Q. コラーゲンを含む化粧品があります。コラーゲンは肌に塗るものではないのですか?
A.

 こちらのページにもありましたように、コラーゲンは体内で生成されるたんぱく質の一種。フカヒレや手羽先肉、牛すじなどにも含まれ、私たちは日頃から食品として口にしています。

 一方で皮膚は本来、外部の病原菌などが侵入しないように働いていますから、むしろ塗ってもコラーゲンは浸透しにくいのです。

 コラーゲンは食品として口から摂るのが自然ですし、理にかなっています。

Q. 実際に眠りを促す成分としてバレリアンは、認められているのでしょうか?
A.

 ラテン語で「幸福」を意味する「バレル」を名称の由来とするバレリアン。

 正式名称は多年性草本植物のセイヨウカノコソウです。その根茎を煎じたバレリアン抽出物は、世界各地で薬やサプリメントとして役立っています。

 バレリアン抽出物を使った臨床試験も世界で活発に行われています。ある研究者は、バレリアン抽出物とニセ薬を100人以上に与えてアンケートを収集(もちろん対象者は、一方がニセ薬であることを知りません)。

 その結果、眠りにつくまでの時間が「いつもより早いと感じた」人は、ニセ薬の場合で約20%程度であったのに対し、バレリアン抽出物は約35%。また「いつもより眠れた」という回答は、ニセ薬で約25%、バレリアン抽出物は約50%と、優位性は明らかでした。

 睡眠に問題があると申告した人を対象に行った臨床試験では、バレリアン抽出物を投与した内の約44%が、完全な睡眠がとれたと報告し、89%が睡眠は改善された、と報告しています。

 こうした眠りを改善するバレリアンの作用は、薬理学の世界では共通の認識となっています。

Q. コラーゲンは、紫外線で発生してしまった活性酸素を撃退するのですか?
A.

 コラーゲンは、皮膚細胞の新陳代謝を促したり、新しい弾力繊維を生み出すことで、紫外線で生じた活性酸素によるダメージを補ったり修復しています。活性酸素自体を撃退するわけではありません。

 活性酸素を抑えて肌を守るためには、CoQ10やビタミンA(ベータカロテン)、C、Eを摂取することをお薦めします。

 皮膚は深く眠っているときに日中のダメージを修復しようとしますから、睡眠前にコラーゲンを摂取し、日中はCoQ10やビタミンACE(エース)によって活性酸素に対抗する、といった考え方が美肌づくりの指針になると言えるでしょう。

 もちろん紫外線の影響を受けないことが第一ですから、春から夏にかけては、とくに直射日光を避けるといった配慮が欠かせません。

Q. コラーゲンやバレリアンは、摂りすぎによる害はありませんか?
A.

 摂りすぎ、の程度問題もあり、断言することはできませんが、取りすぎによる弊害の報告はありません。挙げられた2つの成分を効率よく摂取するには、現実的にはサプリメントに頼らざるを得ませんから、その商品の指示に従ってください。

 ちなみにコラーゲンは、腸内で善玉菌に吸収されやすく、その善玉菌の増殖にもひと役かっています。こうして様々なかたちで吸収され、役立っていくものですから、極端な摂りすぎがなければ問題はありません。

 またいずれの成分もカロリーにはなりませんから、ダイエットの観点からも安心して摂取できます。

Q. なかなか寝付けず困っています。病院へ行ったら、不眠症と診断されて睡眠薬を処方されました。でも、睡眠薬を飲むことに抵抗があります。バレリアンなら薬ではないし、安心して飲めそうですがいかがでしょうか?
A.

 バレリアンは睡眠の質を改善するサプリメントとして使われておりますが、病院で不眠症の治療を受けている方は、処方されたお薬を優先してください。また、病院の薬と併用すると働きが重なることも考えられますので、医師・薬剤師へ相談されるのがよいでしょう。

健康パワーブック 2006年4月発行
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